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めがねのがっこう ④

今日は前回お話しました、メガネレンズのお話の続編です。

メガネレンズは「プラスチックレンズ」と「ガラスレンズ」に分類されますが、ほとんどの方がお使いなのはプラスチックレンズです。

しかし、このプラスチックレンズはデリケートなレンズです。

プラスチックレンズは、中心から「プラスチック基材」、表面のキズを防ぐ「ハードコート」、反射を防ぐ「反射防止コート」「撥水コート」の4層構造。

プラスチック基材を覆う3つのコートはとても繊細で、ちょっとした衝撃で傷がつき、そこからダメージが全体に広がっていきます008.gif

プラスチックレンズの寿命を延ばすも縮めるも、メンテナンス次第です034.gif

ということで、今日はそのメンテナンスについて・・・

プラスチック基材は熱に弱く、60度以上になると急激に膨張します。

しかし、コートは膨張しないため、基材の膨張に耐えられず破壊され、クラック(ひび割れ)ができます。

034.gifそこで、「やってはいけない事!」

・サウナに持ち込む(一発でダメになってしまいます!)
・夏場、炎天下の車内の放置
・ドライヤーの熱に当てる
・夏の砂浜のマットに置く
・タバコ、保温ポット、アイロン、炊飯器のそばに置く
・お湯で洗う

知らず知らずにやってしまうこともあるかもしれません。気をつけてくださいね!


そして大事なのがメガネクリーニング!

毎日かける方もたまにかける方も、使えば汚れてきます。

汚れるとせっかくかけても見にくいですよね・・・

しかし、ただ汚れを拭き取るだけじゃなく、メガネのクリーニングの仕方にも少し気をつけていただきたいと思います。

まずは水洗い(お湯はダメですよ)。

ホコリなどがついた状態で、そのまま拭いてしまうのは、レンズにキズをつけてしまう原因となります。まずは水でレンズ表面のホコリを洗い流してあげましょう。

そして、クリーナーをつけて、指で伸ばし汚れを浮かせて、メガネ拭きで拭き取ります。

また、汚れがひどいときは、中性洗剤を薄めて洗っても大丈夫です。そのあとしっかりと水洗いします。

<注意>
・洗うときもそうですが、雨にぬれたりなどでメガネを濡らしたままそのままにしておくと、水跡が残り取れなくなってしまうので、水分は必ず拭き取りましょう。

・汚れたままのめがね拭きを使うと、かえってレンズをキズつけてしまいます。洗浄器で洗ってあげても大丈夫なので、こまめに洗ってあげてくださいね。


クリーニングは、店頭へお持ちいただければ、いつでも致しますので、お気軽に寄ってくださいね001.gif


明日は定休日となっております。

では水曜日にお待ちしてます056.gif


                                                                 シノ
by glashbeam | 2009-10-12 18:23 | GBライフ
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